旅実行編1 いよいよ四国お遍路の車中泊旅に出発です。16話から28話までは第一回目の遠征の様子をお話しします。今回16話はクルマお遍路旅 実行初日 の様子です。
この記事で分かること
このエピソードでは、クルマ遍路実行一回目の初日として、神奈川県・三浦から愛知県の「刈谷パーキングエリア」までの移動の様子を詳細に紹介します。出発の動機や道中の体験、車中泊スポットの選定理由までを網羅しており、これからお遍路旅を始めたい方や車中泊を計画している方に役立つ実践情報が詰まっています。
出発:2024年6月8日(土)
6月8日(土曜日)、とうとうこの日がやってきました。
ソリオの総走行距離は現在6,316km。今後はこの総走行距離をODOと省略して表記するようにしたいと思います。
この日、正午に三浦の家を出発。今日の目標は、愛知県の新名神高速道路(通称伊勢湾岸道路)上にある「刈谷パーキングエリア」という関西方面では有名なパーキングエリアがありますが、ここまでたどり着くことです。
ここは四国徳島県までの道のりの中間を少し越えていますので、その後が楽かなと思いました。この「刈谷パーキングエリアですが、高速道路上のサービスエリアとして車中泊がOKですし、隣接している刈谷ハイウェイオアシスには「かきつばた」という天然温泉の公共浴場があります。
大体17時くらいまでに到着することができれば、まだこの時期明るいですし、食事や入浴の行動が楽なので、これを目標にしたいと思いました。

↑ 「刈谷ハイウエイオアシス」を目的地としたカーナビの画面キャプチャー 目的地まで330km
東名高速を西へ
出発の日は土曜日です。出発直後の横浜横須賀道路の“上り”は空いていましたが、狩場インターチェンジから国道16号のバイパスに入ったところで、予想通りぐっと車の流れが悪くなりました。
横浜町田から東名の“下り”に入ったところで、「海老名まで約10キロの渋滞」との表示です。でもすでに正午を過ぎていますので、朝一番の東名の“下り”渋滞と比較すれば流れている方だと思いました。
予想通り厚木を過ぎたあたりからすっかり東名高速の下りは流れ出して、カーナビの「刈谷パーキングエリア」の到着予定時刻は「16時40分」と表記されております。
特に急ぐ旅ではないのでマックス時速90キロぐらいで、一定の車間距離を保ちながら前方車を追従するオートクルーズをセットして走ります。
考えてみれば四国へ車で自走して行くのは学生の時以来ですから、約40年以上ぶりになります。
もちろん自分が学生の頃など、明石海峡大橋はもちろん、大鳴門橋も瀬戸大橋も、因島などを経由して尾道から今治に渡る「しまなみ海道」など、いわゆる四国に渡るための本州からの橋なんか一つもありませんでしたから、多分神戸あたりからフェリーにでも乗って行ったんだと思いますが、その頃のことはまるで覚えていません。^^;)
久しぶりの長距離運転と新しい高速道路
そして私自身の病気のこともありまして、8年間車を運転していませんでした。
その間にいろいろ新しい道路ができてきたことは周知の事実です。しばらく車が運転できなかったわたしには、第2東名高速道路などもやっと初めて走ることができたわけです。
印象としては多少トンネルが多いものの、3車線で直線部分が長くてとても走りやすい道路でした。途中、駿河湾沼津サービスエリアと浜松サービスエリアで小休止をしました。なんだか随分のんびり行っているので、カーナビでは16時40分到着予定と表示されていましたが、刈谷パーキングエリアに実際に着くのはもっと遅くなりそうです。





↑ 途中、「駿河湾沼津サービスエリア」と「浜松サービスエリア」で休憩
何とかこの日は天気も持ってくれてよかったです。カーナビの到着予定時刻を大幅に過ぎた、18時前ごろ「刈谷パーキングエリア」に到着することができました。
刈谷パーキングエリアでの車中泊
刈谷パーキングエリアのフードコートは大変充実していて、何でもありました。
せっかく名古屋に近いので、夕飯は味噌カツにしました。そして先ほど記述した通り、「かきつばた」という温泉浴場が隣接していますので、食後にゆっくりお風呂に入ることもできました。車中泊が可能な高速道路上のサービスエリアとしては文句なしというところでしょうか。


↑ 刈谷パーキングエリアと隣接するハイウエイオアシスの温泉施設
入浴後の車中泊は快適でしたが、夜中の大型トラックのアイドリングが結構うるさかったです。
スタート初日はこうしてなんとか無事に終わりました。
次回は、17話 徳島県入り(実行二日目)です。
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