クルマお遍路旅三回目 実行4日目11月25日(月)のお話しをします。
天気:晴れ 出発時ODOメータ:10,383km
38話 記事全道程(Google My Maps)
要約(この記事でわかること)
- 善通寺市から香南市までの札所巡礼の記録
- 76番金倉寺〜82番根香寺 各札所と周辺の詳細情報
- 香川県の山道や市街地の道路状況、道の駅での宿泊事情
第七十六番札所 金倉寺(こんぞうじ)
8:40 善通寺グランドホテルを出発。(Map 地点A)
8:55 七十六 金倉寺(こんぞうじ) 駐車場着。
76番金倉寺 基本情報
こんぞうじ
宗派:天台宗
山号:鶏足山(けいそくざん)
院号:宝幢院(ほうどういん)
場所:Map 地点 B
アクセス
・カーナビ設定( 少し注意 )
「76番金倉寺」or 電話番号 検索で「金倉寺駐車場」が出ればそこにセットする。 札所そのものを目的地に設定すると、🅿️がわかりにくい。
・前札所からの道( 楽 )
75番善通寺からは5km。 市街地だが、ナビ/標識に従っていけば迷うことはない。 🅿️は一つだが、奥まった細い路地にあり、少しわかりにくい。有料(普通車200円)。
・🅿️からの境内アプローチ( 少し注意 )
🅿️は境内を挟んで山門の反対側にあるので、山門を目指さず境内に入る。大師堂の裏手に出るので、そこから回り込んで本堂・納経所に行くのが良い。 山門は🅿️からもっとも遠い。
お寺の種類
| 区分 | 市街区 | 田園区 | 海浜区 | 森林区 | 岩崖区 |
| 平地寺 | ○ | ||||
| 傾斜地寺 | |||||
| 山岳寺 |
宿泊事情
・宿坊なし。
・宿泊施設は善通寺市街に豊富にある(1〜15km)。
・車中泊場所は、「道の駅 ふれあいパークみの」(5km)ほか丸亀市沿海部にいくつかある(4〜11km)。
76番金倉寺 紀行
金倉寺は善通寺市市街地に建立されている典型的な市中平寺です。フラットで広い境内です。
ここで昨晩の善通寺グランドホテルで会った外国人夫妻(妻:オーストラリア・夫:イギリス)に再び合いました。「二人とも、もともと仏教に興味を持って日本に来ていたようで、偶然二・三度あっているうちに日本で結婚したとこのことです。二人とも仏教学の日本の学位(詳しくは聞けませんでした。)を取得していて、「いつかは必ず来たいと思っていたShikoku-Pilgrimageに来た。」と話していました。二人は今、大阪在住とのことです。
お遍路にはいろいろな人がいます。外国人も決して珍しくはありません。“歩きお遍路をしている外国人”も少なからず見てきました。詳しく話しをしたわけではないので、どのように情報を集め、どこに泊まり、一日どのくらい歩いているのか・・・などはわかりません。
ただ、日本にまで来て、そしてこの厳しいお遍路旅を実行するのは簡単なことではありません。
凄いと思います。
そしてこの札所(七十六番金倉寺)については、なんとまた「天台宗のお寺」でした。後で調べると、四国八十八ヶ所霊場のうち天台宗の札所は全部で4つあることがわかりました。
本堂の額には、弘法大師と智証大師(円珍)が並んでいます。 ふと、大師堂そのものが二つ並んでいた昨日の六十七番 大興寺を思い出しました。四国霊場には、天台宗のお寺があったり、真言宗のお寺なのに天台宗のお堂があったり、どこまでも排他的でないことが興味深いです。






↑ 七十六番金倉寺 ぱっと見では天台宗とは判らない。でもどこか禅宗っぽい渋さが・・・
(※注:天台宗は禅宗ではありませんが、浄土(真)宗、日蓮宗、禅宗(曹洞宗、臨済宗、黄檗宗)など日本現存の多くの宗派を派生させたもとの宗派です。)
9:35 金倉寺発。
次の道隆寺までは4kmです。平坦な市外道路(県道25号線)を10分行けば、県道沿いにあるのですぐにわかります。
第七十七番札所 道隆寺(どうりゅうじ)
77番道隆寺 基本情報
どうりゅうじ
宗派:真言宗醍醐寺派
山号:桑多山(そうたざん)
院号:明王院(みょうおういん)
場所:Map 地点 C
アクセス
・カーナビ設定( 簡単 )
「77番道隆寺」or 電話番号 検索でOK。
・前札所からの道( 楽 )
76番金倉寺からは4km。 市街地だが、ナビ/標識に従っていけば迷うことはない。 🅿️は複数あるが、進んでいく県道(25号→21号)沿い右側の🅿️(北門の少し手前)がわかりやすい。 無料。
・🅿️からの境内アプローチ( 少し注意 )
🅿️から県道沿いの北門はすぐで、ここからは本堂の裏手に出る。 多くの観音像が両側に並ぶ裏参道から回り込むように境内に入る。 本当の山門は境内を挟んで反対側にあり、こちらの路地にも複数の🅿️があるが、最初からこちら側にアプローチするのは難しい。 広めではあるが、フラットな市中平地寺なので参拝は容易。
お寺の種類
| 区分 | 市街区 | 田園区 | 海浜区 | 森林区 | 岩崖区 |
| 平地寺 | ○ | ||||
| 傾斜地寺 | |||||
| 山岳寺 |
宿泊事情
・宿坊なし。
・宿泊施設は、少し先の丸亀寺市街に4〜5軒ある(4〜5km)。
・車中泊場所は、「丸亀市営 港駐車場」(3km)、「蓬莱海浜公園」(5km)、「しほはまの湯 四国健康村」(6m)など丸亀市沿海部にいくつかある。
77番道隆寺 紀行
9:45 第七十七番札所 道隆寺(どうりゅうじ) 到着。(Map 地点C)
この辺はずっと市街地平寺が続くのでお参りはしやすいです。
いきなり幾重にも立っている真っ赤な稲荷鳥居(“脇鳥居”とも言う小ぶりのシンプルな鳥居です。)があります。そして左右向かい合わせの20体以上におよぶ観音石像が参道の両側にあり、とても目を引きました。
それと、この札所には「眼病治癒に霊験あらたかな潜徳院殿堂」というお堂があります。
私の今年の四国八十八ヶ所霊場お遍路の目的の一つは、不治とされている自身の眼病が少し回復して、こうして四国を自分の車で走り回れるまでになったことへの「お礼参り」でもありました。
この私だけの事情で言えば、七番十楽寺(徳島)の治眼疾目救歳地蔵尊、三十九番延光寺(高知)の宝医水眼洗い井戸、と並び、ここ香川県七十七番道隆寺の潜徳院殿堂は、特別な場所でもあります。
本堂、大師堂をお参りした後、この潜徳院殿堂にゆっくり手を合わせました。






↑ 七十七番道隆寺 本堂の右隣りに潜徳院殿堂がある。
10:10 道隆寺出発。
香川県第二の市街地丸亀市街の真ん中を通り抜け、約8km先が次の札所 郷照寺です。
第七十八番札所 郷照寺(ごうしょうじ)
78番郷照寺 基本情報
ごうしょうじ
宗派:時宗
山号:仏光山(ぶっこうざん)
院号:広徳院(こうとくいん)
場所:Map 地点 D
アクセス
・カーナビ設定( 簡単 )
「78番郷照寺」or 電話番号 検索でOK。
・前札所からの道( 楽 )
77番道隆寺からは8km。 市街地の県道33号線を東進、右折して門を超えて細いアプローチを登る。ナビ/標識に従っていけば迷うことはない。 🅿️は突き当たりでわかりやすい。 無料。
・🅿️からの境内アプローチ( 楽 )
🅿️から境内はのぼりスロープと石段、本堂・大師堂まで2分。さらに奥地下に万体観音堂。納経所まで戻って右奥にいくと庭園(4分)。 有料(300円)
お寺の種類
| 区分 | 市街区 | 田園区 | 海浜区 | 森林区 | 岩崖区 |
| 平地寺 | |||||
| 傾斜地寺 | ○ | ||||
| 山岳寺 |
宿泊事情
・宿坊なし。
・宿泊施設は宇多津町内/丸亀市に多くある(1〜5km)。
・車中泊場所は、「しほはまの湯 四国健康村」(2m)、「番の州公園」(3km)、「癒しの里 さらい」(4km)など沿海部にいくつかある。
78番郷照寺 紀行
10:30 七十八番 郷照寺(ごうしょうじ)到着。
駐車場は山門をくぐった境内の中にあり、随分境内の奥まで車で行くことができました。
歩きおへんろさんに挨拶しながら、境内の奥の駐車場までゆっくりとクルマを走らせます。
少し山裾にかかるので、境内には高低差がありました。本堂、大師堂などは上の方にあり、上の方は市街が見渡せて気持ちがいいです。
ふと見ると大師堂の横に何やら地下に向かう入り口があります。興味の赴くままにその入り口から地下に行きました。ここは「万体観音堂」と言うようです。
多くの黄金の観音像が祀られています。一体一体は20〜30cm程度の像ですが、いったい何千体?あるのでしょうか。ものすごい数の金色の観音像に、入り組んだ通路全てが覆われているのです。
なかなか圧巻です。・・・地下の厳かな雰囲気と相まって幻夢的な気分になります。
そして再び晴れ渡った外に出て、境内のもっとも奥まで足を運ぶと、そこにはとても素敵な庭園があります。有料(300円・・)ですが、この奥のお庭と池の風景もものすごくいいです。






↑ 七十八番郷照寺。 万体観音堂と一番奥の有料庭園は必見
この札所(七十八番 郷照寺)に行かれるのであれば、ぜひ時間に余裕を持って、この「万体観音堂」への入堂と「有料の庭園」の拝観は行ってください。損はしないと思います。
11:15 郷照寺を出発。
平らな市街地は続きます。郷照寺から次の札所 天皇寺までは平地の県道33号線を10分行けば着きます。
比較的交通量の多い片側2車線の県道33号線を進んでいると「はなまるうどん」の看板が目に入りました。ちょっと早いですが、お昼にします。
11:30 「はなまるうどん坂出白金店」でランチ。 ¥650,- (Map 地点E)



↑ 坂出市(丸亀市に隣接)にある「はなまるうどん」 「丸亀製麺」こそ地元だと思っていましたが、聞くと、は坂出市にも丸亀市にも「丸亀製麺」は無い。とのこと!
12:10 はなまるうどん出発。
ここはすでに坂出市。天皇寺はもうすぐそこです。
第七十九番札所 天皇寺(てんのうじ)
79番天皇寺 基本情報
てんのうじ
宗派:真言宗御室派
山号:金華山(きんかざん)
院号:高照院(こうしょういん)
場所:Map 地点 F
アクセス
・カーナビ設定( 簡単 )
「79番天皇寺」or 電話番号 検索でOK。
・前札所からの道( 楽 )
78番郷照寺からは8km。市街地の県道33号線を東進、最後は右折してアプローチする。 ナビ/標識に従っていけば迷うことはない。 🅿️は突き当たりの赤い三輪鳥居の右側にあり、わかりやすい。 無料。
・🅿️からの境内アプローチ( 楽 )
🅿️から境内はすぐ、本堂・大師堂まで1〜2分。参拝は楽。
お寺の種類
| 区分 | 市街区 | 田園区 | 海浜区 | 森林区 | 岩崖区 |
| 平地寺 | ○ | ||||
| 傾斜地寺 | |||||
| 山岳寺 |
宿泊事情
・宿坊なし。
・宿泊施設は八十場が隣接。ほかは坂出市に戻れば多くある(4〜6km)。
・車中泊場所は「癒しの里 さらい」(6km)など沿海部にいくつかある。
79番天皇寺 紀行
『え?! この鳥居!が寺の門?』
またまた出ました四国お得意の「神仏混淆」です!
しかも見たこともない変な鳥居なのです。本鳥居の両側に脇鳥居が張っています。いやいや長いこと生きてきましたが、この鳥居は見たことがありません。・・(※関西では割と多いようです。)
右横には確かに「四国七十九番霊場 天皇寺」と彫られた石柱もありますから、ここが目指す「天皇寺」であることは間違いありません。クルマお遍路旅ではこれまでにも多くの“神仏習合”を見てきましたので、慣れているはずですがこの入り口には驚きました。
後で聞きますが、この珍しい鶴翼三段構えの鳥居は「三輪鳥居」と呼ばれているようです。そして、お寺なのに山門はありません。
三輪鳥居をくぐり参道を進むと、正面に白峰宮という神社の本殿が建っています。お寺としての本堂は、大師堂とともに境内の左手奥につつましく建っていました。
そうなのです。明治の“神仏分離令”以前の神社と別当寺の位置関係がそのまま残っているのです。






↑ 七十九番天皇寺。 入り口の三輪鳥居にも驚いたが、境内のレイアウトも”神仏分離令”以前のまま
なかなか不思議な印象深い札所でした。
12:55 天皇寺を出発。
次の八十番國分寺までは平地の市街です。天王寺からの距離は7km、県道33号線を10分も走れば着くはずです。
第八十番札所 國分寺(こくぶんじ)
80番國分寺 基本情報
こくぶんじ
宗派:真言宗御室派
山号:白牛山(はくぎゅうざん)
院号:千手院(せんじゅいん)
場所:Map 地点 G
アクセス
・カーナビ設定( 簡単 )
「80番國分寺」or 「讃岐国分寺」or 電話番号 検索でOK。
・前札所からの道( 楽 )
79番天皇寺からは7km。県道33号線を東進、札所は右側。 ナビ/標識に従っていけば迷うことはない。 🅿️は県道沿い右側にあり、わかりやすい。 無料。
・🅿️からの境内アプローチ( 楽 )
🅿️からは走ってきた県道33号線と反対側に歩く。旧街道を渡るとそこが山門、本堂まで1〜2分。フラットなので参拝は楽。 大師堂と納経所は同一のお堂。
お寺の種類
| 区分 | 市街区 | 田園区 | 海浜区 | 森林区 | 岩崖区 |
| 平地寺 | ○ | ||||
| 傾斜地寺 | |||||
| 山岳寺 |
宿泊事情
・宿坊なし。
・宿泊施設はすぐ前に「ホテル ジェンディール」他1軒がある。ほかは丸亀市に戻る(10km)か、高松市まで(10km)行かないとない。
・車中泊場所は少し離れる。 「道の駅 滝宮」(6km)、「道の駅 香南楽湯」(15km)などがある。
80番國分寺 紀行
松林に覆われた不思議な里寺でした。市街地にあるはずですが、ここだけ妙に雰囲気のちがう別世界のようです。フラットな境内は、まさに一面背の低い松の木に覆われています。真っ青な空に乾いた晩秋の空気に包まれて、凛として音の無い世界が広がっていました。






↑ 松林に覆われた八十番國分寺。 乾いた真っ青な空。 凛として音の無い境内
13:45 國分寺出発。
第八十一番札所 白峯寺(しろみねじ)
次の白峯寺とその次の八十二番根香寺は、坂出市と高松市を隔てる五色台という山地にあります。國分寺から白峯寺までは14〜15km、里寺巡りは終わり山路に入ります。2車線ある走りやすい葛折りを10分ほど登ると白峯寺の駐車場があります。
81番白峯寺 基本情報
しろみねじ
宗派:真言宗御室派
山号:稜松山(りょうしょうざん)
院号:洞林院(どうりんいん)
場所:Map 地点 H
アクセス
・カーナビ設定( 簡単 )
「81番白峯寺」or 電話番号 検索でOK。
・前札所からの道( 楽 )
80番國分寺からは14km、県道180号線(鴨川五色台線,五色台スカイライン)で五色台山を登る。ナビ/標識に従っていけば迷うことはない。 180号線からは左に伸びるアプローチ山道を登ると右側に一つ目の🅿️がある。 ここで停めてももちろんいいが、さらに上った山門横にも広い🅿️があるので、ここまで進むのがおすすめ。 どちらも無料。
・🅿️からの境内アプローチ( ハード )
🅿️から山門と納経所はすぐ。 そこから大師堂・本堂までは長い石段を登る(5分)。 薬師堂・行者堂・阿弥陀堂などすべて参拝すると結構ハード。
お寺の種類
| 区分 | 市街区 | 田園区 | 海浜区 | 森林区 | 岩崖区 |
| 平地寺 | |||||
| 傾斜地寺 | |||||
| 山岳寺 | ○ |
宿泊事情
・宿坊あり。(団体専用? 要確認)
・宿泊施設はすぐ近くに「ニューサンピア坂出」がある。ほかは坂出市街に戻る(10km)か、高松市まで(15km)行かないとない。
・車中泊場所は付近にはない。 少し離れるが「道の駅 滝宮」(18km)、「道の駅 香南楽湯」(24km)などがある。
81番白峯寺 紀行
14:10 八十一番 白峯寺(しろみねじ)到着。(Map 地点H)
綺麗な紅葉です。標高は5〜600mあるのでしょうか。空気の冷たさが平地とは違います。この紅葉目当ての観光客の人たちも結構居ました。人もバスも車も、さっきまでの平地寺では見られなかったほど多かったです。
境内に入ると、手水場の先に結構長い石段があります。それを登ると、下から鐘楼、薬師堂、行者堂、阿弥陀堂、と4つのお堂が石段の脇に順に建てられていました。そして石段を登り切ると、ようやく本堂と大師堂が現れます。この二堂にお参りをする頃には、相当に息が上がっていました。^^; )
この石段参道はなかなかハードです。
実は石段を登る手前、山門を入ってすぐのところに納経所と隣接して護摩堂があるのですが、石段を登ることのできないお年寄りなどのために、この護摩堂で本堂/大師堂のお参りの代替ができるとのことでした。






↑ 紅葉真っ盛りの八十一番白峯寺。 石段のキツい人用に下の護摩堂で代替参拝ができる。
第八十二番札所 根香寺(ねごろじ)
15:00 白峯寺出発。
根香寺までの距離は8kmくらいです。さきほど登ってきた五色台スカイラインをさらに登り、峠を超えて高松市に入りました。約15分の葛折りの一本道です。とても走りやすく迷うこともなく根香寺の駐車場を見つけることができます。
82番根香寺 基本情報
ねごろじ
宗派:天台宗
山号:青峰山(あおみねざん)
院号:千手院(せんじゅいん)
場所:Map 地点I
アクセス
・カーナビ設定( 簡単 )
「82番根香寺」or 電話番号 検索でOK。
・前札所からの道( 楽 )
81番白峯寺からは8km、県道180号線(鴨川五色台線)一本道。ナビ/標識に従っていけば迷うことはない。 180号線からは右に伸びるアプローチ山道を登ると左側に一つ目の🅿️があり、 さらに進み山門を過ぎた突き当たりに二つ目の🅿️がある。 どちらも無料。
・🅿️からの境内アプローチ( 普通 )
🅿️からすぐの山門を超え、石段を登る。 最初の石段の上、右手に大師堂。 次の石段の上が納経所、最後の石段の登ると本堂。 🅿️から本堂まで5分。
お寺の種類
| 区分 | 市街区 | 田園区 | 海浜区 | 森林区 | 岩崖区 |
| 平地寺 | |||||
| 傾斜地寺 | |||||
| 山岳寺 | ○ |
宿泊事情
・宿坊あり。(団体専用? 要確認)
・宿泊施設は、高松市街に降りれば5〜6軒ある(7km)。
・車中泊場所は、「天然温泉きらら」(9km)、「RVパーク 仏生山の森」(10km)、「道の駅 香南楽湯」(16km)などがある。
82番根香寺 紀行
15:15 第八十二番 根香寺到着。(Map 地点I )
ここは、まだ五色台の山中に位置します。紅葉の綺麗な五色台スカイラインの登り下りは結構激しかったのですが、お寺の境内に入ると少しの石段こそありましたが、それほど急峻な山寺ではありませんでした。
ここはまた山の木々の色着きがひときわ綺麗です。白峯寺からもさらに登りましたので、気温もさらに低い気がします。ほぼ五色台の山頂なので見晴らしもよく、瀬戸内海の島並みが西陽に輝いてすっきり見えました。この景色は感動します。






↑ 白峯寺のさらに上、五色台のほぼ山頂にある八十二番根香寺。色鮮やかな木々と眺めの良い景色
道の駅「香南楽湯 」
16:00 根香寺出発。
瀬戸内の景色に見惚れていてずいぶんゆっくり根香寺に滞在してしまいました。今は11月の終わり、晩秋です。一回目(6月)二回目(9月)と違って陽が落ちるのがとても早いのです。あっと言う間にあたりは暗くなってきてしまいました。山を降り、高松市街に出た頃にはどっぷりと日が暮れていました。すぐそこは高松市役所です。本来便利なはずの市街地ですが、「道の駅」や「オートキャンプ場」などは逆にありません。少し調べると、高松市と高松空港との間に道の駅「香南楽湯 」がありましたので、今夜はそこで車中泊することにします。
19:00 道の駅「香南楽湯 」到着。(Map 地点J)
しかし残念、食事処は19時で終わったところでした。道の駅の人に教えてもらったさぬき新道青南「和幸」に駆け込み、営業時間中になんとか夕食も済ますことができた。






↑ 夕食を先にとり、再びもどった道の駅「香南楽湯 」。なんとか泊まれた・・・
そして、再び道の駅「香南楽湯 」にもどりました。
次回39話はいよいよ四国巡礼最終日、結願札所「第八十八番大窪寺」までの様子をお伝えします。▶︎39話 クルマ遍路旅 -香川県 香南市(八十三番)〜さぬき市(八十八番) 結願へ-
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>16話 クルマ遍路旅 -東名高速 西へ(実行初日)- (第一回区切り打ち遍路旅)
>30話 クルマ遍路旅 -高知市〜土佐市- (第二回区切り打ち遍路旅)
>37話 クルマ遍路旅 -第三回区切り打ち開始- (第三回区切り打ち遍路旅)
>46話 早春3月の関東旅1日目 奥多摩〜甲州(遍路以外の車中泊旅)
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>29話 クルマ遍路旅 -一回目のレビュー-(第一回区切り打ち遍路旅のレビュー)
>36話 クルマ遍路旅 -第一回第二回のまとめレビュー- (一回目二回目遍路旅のまとめレビュー)
>43話 クルマ遍路旅 第三回目のレビュー(最後の区切り打ち遍路旅のレビュー)



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