46話 早春3月の関東旅1日目 奥多摩〜甲州

車中泊旅記録

2025年3月17日(月)  天気:晴れ    出発時ODOメーター:11,899 km

46話 記事全道程(Google My Maps)

関東2泊旅一日目 - Google マイマップ
横須賀野比を出発、厚木を抜け奥多摩へ。日原鍾乳洞を覗いて大菩薩峠を越えて山梨へ。

要約(この記事でわかること)

・横須賀から奥多摩・日原鍾乳洞を経て甲州へ抜けた早春ドライブ実録。
・奥多摩「日原鍾乳洞」の基本情報や周辺アクセス、実紀行を記述。
・国道411号線(大菩薩ライン)道程と「道の駅 たばやま」・柳沢峠からの富士山展望の記録。
・甲州市塩山での食事や車中泊スポット(釈迦堂PA)までのルート詳細を掲載。

奥多摩へ

今日目指すは奥多摩の「日原の鍾乳洞」です。

出発する横須賀市野比から奥多摩の日原までのルートは、あまり選択肢がありません。すなわち、

横浜横須賀道路で保土ヶ谷バイパスを経由して横浜町田ICから東名高速。海老名JCTから圏央道(外回り)に入り八王子JCTへ。中央高速、大月ICから国道139号線で北上・・・。というルートがもっとも考え易く、あとは高速道路の混み具合で、下道への迂回をどこまでやるかだけ・・・です。

高速道路を乗り継いで大月ICから国道139号線


9:00    横須賀市野比出発。 Map 地点 前半A

佐原ICから横浜横須賀道路に乗りましたが、あまり流れがよくありません。いわゆる平日朝の“上りの通勤ラッシュ”です。だらだらと保土ヶ谷バイパスに入りましたが、ここでさらに流れが悪くなりました。

横浜町田ICから東名高速(下り)に入れたのは10時を過ぎていました。

10:20   東名海老名JCTから圏央道(外回り)に入ります。

11:00   厚木PAで休憩です。Map 地点 前半B

空いていれば40分程度で着くはずの厚木PAまで2時間かかってしまいました。

圏央道外回り 八王子JCTまでの10km手前で事故のようで、海老名JCTから圏央道に入ってからも渋滞が続いていました。

この先、さらに流れが悪くなるようなので、ここで高速を諦めて下の道で相模湖へ向かうことにします。
11:30   厚木PAから出口より高速を降り、

「木相川津久井線(県道65号線)」で相模湖を目指しました。
12:00   相模湖と津久井湖の間にあるセブンイレブンで小休止です。 Map 地点 前半C

12:40   相模湖の「見晴しドライブイン」でランチをとります。 Map 地点 前半D

13:00   相模湖ICよりふたたび高速(中央高速道路(下り))に乗ります。 Map 地点 前半E

13:30  大月IC(Map 地点 前半Fで高速をおり、国道139号線に入ると、やっと交通量が減りました。
14:00   国道から目の前に中級規模のダムが見えます。深城ダムです。Map 地点 前半G

14:15   深城ダムから15分ほど走ると「道の駅 こすげ」があります。 Map 地点 前半H

ここは山奥の特産品で有名なので、少しゆっくりしたかったのですが、鍾乳洞の営業終了まであまり時間が無いので今回は素通りします。あと30分くらいで日原鍾乳洞に着くはずです。

日原鍾乳洞 基本情報

にっぱらしょうにゅうどう

東京都内最大の山岳鍾乳洞(都指定天然記念物)

洞内の気温は年間通じて約11℃

住所:〒198-0211 東京都西多摩郡奥多摩町日原1052  Map 地点 前半 I

TEL:0428-83-8491

営業日:12月30日〜1月3日(年末年始)を除き年中無休

営業時間:4月〜11月 8:00-17:00 , 12月〜3月 8:30-16:30

料金:大人800円、中学生 600円、小学生500円

駐車場:あり(無料)

車中泊:不明(要確認)。 近隣では、寒山寺駐車場(23km)、「道の駅 こすげ」(32km)、「道の駅 たばやま」(33km)

事件・事故:①2011年に洞内地底湖で発見された白骨遺体は、DNA鑑定の結果1986年に洞内を探検(ダイビング)中に行方不明となっていた上智大学生(当時22歳)と判明した。(出典:日本経済新聞)

②2003年、鍾乳洞に向かう日原街道沿いの川岸で女性のバラバラ死体(一部)が発見されたが、警視庁中心に捜査中も2025年現在被害者の身元や犯人は特定されておらず(「日原街道脇崖下女性バラバラ殺人事件」と称され未解決。(出典:警視庁HP)

日原鍾乳洞 紀行と写真

15:15   日原鍾乳洞到着しました。  Map 地点 前半 I 

ODOメーター:12,085km。  本日ここまでの走行距離は186kmです。

洞内歩行距離0.8km-1.3km とても中が広い関東屈指の洞窟です。洞内は高低差もあり、すべて巡るのに40分から1時間かかります。

流石に洞内は整備されていて、コンクリート舗装された道や手すりの設置された階段など、歩行路隈なく行き届いています。過度なライトアップなどもなく、適度な照明に終始して、どちらかというと地味目の観光地でした。

自分としてはかなりの急足で回ったつもりでしたが、全ての歩行路を順路に従い歩いたのち、表に出ると午後4時近くになっていました。

奥多摩から甲州へ

16:00   日原鍾乳洞 駐車場を出発。

国道411号線 (大菩薩ライン) で山梨方面に向かいます。

道の駅 たばやま

17:30   道の駅「たばやま」 に到着です。Map 地点 前半J,後半A

ここは川の両側に敷地がある広い道の駅です。国道から入ったところは大きな駐車場と土産店(丹波山村農林産物直売所)や通常の飲食店(TABAテラス)などがあります。

そしてそこから車では入れない公園化している川岸を歩き、下を流れる丹波川を歩き専用の吊り橋で渡ると対岸に「丹波山温泉のめこい湯」という温泉施設があるのです。実はこちらの施設は、公衆浴場(温泉)であるだけでなく食事を取ることもできます。

丹波川を挟んで両岸に施設があり、それぞれゆっくり楽しむことができるのです。

しかし! 残念、メインの駐車場側施設はすでに営業を終了していて、温泉側のレストランも17:30 がラストオーダーだったのです。 結局、食事をとることはできず、お風呂だけいただきました。(温泉だけの利用は1000円、19時までの営業です。)

富士山の見える展望台(大菩薩ライン)

18:00   「道の駅 たばやま」を空腹のままで出発します。

国道411号線(大菩薩ライン)、実は思っていたより山奥の道で、ぜんぜん飲食店などの店舗がありません。しかも月曜日ですから、お店があったとしても営業していません。いよいよ夕食難民と化した筆者に、他の向かう道の選択肢はなく、山梨方面にこのまま国道を進むしかありませんでした。
18:15   国道411号線(大菩薩ライン)最高地点「柳沢峠」通過。標高1,472m。 Map 地点 後半B

道路上に氷雪はありませんでしたが、路肩には残雪がたくさん残っていました。

すぐに急勾配の下りの葛折りに入ります。

峠を越えたあとのこの道の見晴しは、とても良いです。なかなかお目にかかれない北東からの裏富士を望むことができます。夕闇迫るいい時間帯です。

まもなく「富士山の見える展望台 駐車場」に到着します。Map 地点 後半C

澄んだ青空に、沈んだばかりの西陽で少しだけ色彩を持ったシルエットの富士山はとても綺麗でした。

やがて下り急勾配の山道は終わり、甲府盆地に近づきます。

18:30  「左→大菩薩峠登山道」の標識が見えます。塩山寺T字路です。Map 地点 後半D

直進してJR塩山駅方面に向かいます。市街区に入り俄かに当たりが街灯で明るくなってきました。さすがにこの辺まで降りてくれば、夕食の取れるお店もありそうです。

塩山市街

19:00   塩山駅にほど近い中華料理屋「鳳龍」に到着です。Map 地点 後半E

やっと夕食難民から解放されました。満腹です。

もうこの時間帯は陽もどっぷりと暮れ、駅前の市街区を少し離れると、あたりは真っ暗です。急いでコンビニとガソリンスタンドに寄り、今日の車中泊場所を探します。

釈迦堂PA(下り)

近くに「RVパーク甲州市勝沼ぶどうの丘」というのがありましたが、それ以外にはまるで適所がありません。RVパークへの事前の予約もしていないので、中央高速に乗り、高速上のSA・PAを狙うことにしました。

20:30   中央自動車道「釈迦堂PA」(下り)到着。Map 地点 後半F

今夜はここで車中泊です。

釈迦堂PA到着時 ODOメーター: 12,170km日原からここまでの走行距離85km本日全走行距離271km

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