58話 SUZUKIソリオ車中泊 持ち物総レビュー

車中泊旅レビュー

〜本当に必要だったモノ,不要だったモノ 総括〜

車中泊旅を始める前、筆者はさまざまな装備や持ち物を準備しました。

「これは便利そう」
「車中泊なら必要だろう」
「なくて困ったら嫌だな・・・」

そんな想像をしながら旅への持参品を揃えていったのですが、実際に2年間・約4,700kmの旅をしてみると、

・毎回必ず使うモノ
・思った以上に重宝したモノ
・結局ほとんど使わなかったモノ

が、かなりはっきり分かれてきました。

本記事では、主に15話で紹介した「旅準備・購入装備品」を、実際の車中泊旅の経験を踏まえて総括します。

なお筆者は、還暦を過ぎたやや神経質・不眠気味の人間であり、腰痛持ちでもあります。

そんな筆者でも、コンパクトなソリオで十分に車中泊旅を楽しむことができました。

これから車中泊を始めたい方や、「本当に必要なモノだけ揃えたい」と考えている方の参考になれば幸いです。

⭐️関係記事 > 15話 クルマ旅準備 -久里浜は便利 旅の準備は全て揃う-

要約(この記事でわかること)

実際に2年間・約4,700kmの車中泊旅を行った筆者が、ソリオ車中泊仕様車で本当に役立った持ち物と、逆にほとんど使わなかった装備品を総括レビューします。

シェード・寝具・通信機器・車内整理用品・AV家電などについて、「使用頻度」「実際の使い勝手」「初心者に必要かどうか」を実体験ベースで解説。車中泊初心者が無駄な買い物を避けるための参考記事です。

筆者の旅スタイル と 装備品の総評

本記事は、以下のような旅スタイルを前提にしています。

・移動中心型の車中泊旅
・宿泊は道の駅/SA・PA中心
・長期滞在キャンプは少なめ
・車内調理はしない
・一人旅
・ホテル/旅館を時々併用

つまり、「滞在型のオートキャンプ」よりは「移動型の旅」に近いスタイルです。

実際に使った持ち物 総評一覧

装備使用頻度総評
全窓シェードほぼ100%必須
シュラフ100%必須
追加マット非常に高い必須級
アウトドアチェア時々あれば楽しい
アウトドアテーブル低めスタイル次第
ポリタンクほぼ0不要だった
ダイネット側TV高い快適度向上
Bluetoothスピーカー毎日非常におすすめ
ハンディクリーナー非常に高い必須級
ルーフネット高いとても便利
S字フック類高い地味に重要
男性用尿器高いあれば安心
虫除け機器低い旅スタイル次第
移動WiFi非常に高い現代旅の必需品
ガイドブックなど高い意外に便利

筆者のソリオの改造・装備レベルは?

⭐️関係記事 > 57話 SUZUKIソリオ車中泊仕様の実体験総まとめ

筆者のSOLIOの改造・装備レベルは57話の通りですが、まとめると以下のような仕様の車中泊車になります。

搭載家具

ベッドキット✅
カーテン/シェード✅
収納家具❌
シンク❌
コンロ❌
上下水タンク❌
トイレ❌

積載家電

・リビング系
TV✅
オーディオ✅
照明✅

・キッチン系
冷蔵庫❌
電子レンジ❌

・空調系
サーキュレーター✅
FFヒーター✅
エアコン❌
ベンチレーター❌
電気ヒーター❌

外装改造

ポップアップルーフ❌
サイドオーニング❌
ルーフキャリア❌

電装

外部AC充電✅

DC走行充電✅
サブバッテリー✅
ポータブルバッテリー✅
ルーフソーラーパネル❌

ざっと以上のような仕様です。

↑ SUZUKIソリオ バンディット Cabin II Mini WISH 外観

ソリオ車中泊旅 持ち物レビュー

そんな改造・装備を持つ筆者のソリオに積み込んで、旅先へ持参した物品についてのレビューをします。

寝具・くつろぎ用品

⚫︎シェード/遮光カーテン

当初の目的:プライバシー確保

筆者所持品:ソリオ(MA27S/MA37S系)純正オプション「プライバシーシェード」フロントリア

使用頻度は非常に高く、車中泊時はほぼ毎回使用しました。

実際にはプライバシー確保だけでなく、「駐車場照明の遮断」が極めて重要でした。

高速道路のSA/PAや道の駅は、思っている以上に照明が明るいのです。

シェード無しでは、眩しくて寝づらいと思います。

純正シェードは前後セットで6万円前後と高価ですが、準純正品・非純正品も多数販売されています。

▶️結論
シェード・遮光カーテン類は、何らかの形で必ず導入した方が良いと思います。

もちろん「プライバシーの担保」を気にしなければ、アイマスクのような代替品も考えられます。

↑ 写真は純正シェードを装着したフロントの外観と内観

⚫︎シュラフ

当初のイメージ:寝る時に何か掛けたい・・・

これまでの使用率は100%。

車中泊旅の必需品です。

筆者は3シーズン用の薄手ダウンシュラフを一年中使用しています。

真冬でもFFヒーターとの併用で十分でした。

ヒーターが無い場合、真冬には厚手ダウンの冬用シュラフが必需品となります。

▶️結論
クルマ用寝具は絶対必要です。
家庭用寝具を持ち込むと埃が立ちやすのです。「とりあえず毛布・・」で始めるより、最初からシュラフを用意した方が快適です。

↑ 写真はシュラフ各種 右は真冬用の厚手のモノ  出典:Amazon.co.jp

⚫︎追加マット

当初のイメージ:寝心地改善

筆者所持品:アイリスオーヤマの厚さ4cmマット(¥3,980)

これも使用頻度は非常に高く、夏を含めてほぼ100%。

常設のベッドキットだけでは、やはり少し硬さを感じました。

還暦を過ぎた腰痛持ちの筆者にとって、この追加マットはかなり重要でした。

▶️結論
特に40代以降は、追加マット導入を強くおすすめします。

↑ 追加マットも各種販売されている  出典:Amazon.co.jp

⚫︎アウトドアチェア

筆者所持品:キャプテンスタッグのアウトドアチェア(¥1,750)

これは「積んでいれば時々使う」ような装備でした。

晴れた日にリアゲートを開け、外でぼーっと座る時間はかなり気持ちが良いです。

▶️結論
必需品ではないですが、旅の満足感はかなり上がります。

↑ アウトドアチェアとSOLIOリアゲート

⚫︎折りたたみアウトドアテーブル

筆者所持品:カインズPBの折りたたみテーブル(¥3,780)

使用頻度は低めでした。

移動型の旅では、テーブルを広げてまで長居する機会が意外と少なかったのです。

また、屋外使用後の汚れの問題もありました。

▶️結論
ルーフBOXなど外部収納が無い場合は、優先度低めです。

アウトドアチェア・テーブルなど外に出すものは、ルーフBOXなど外部ストレージを着装してから装備する方が、汚れを気にせず出し入れが楽です。

↑ アウトドアテーブル  通販でもホームセンターでもいろいろな種類・サイズが売られている

⚫︎ポリタンク

筆者所持品:カワセ製ジャバラ式ポリタンク7.5L(¥1,680)

結果的に、一度も使いませんでした。

筆者の旅では、

・車内調理なし
・長期キャンプなし
・水場は豊富

だったためです。

▶️結論
移動中心型の車中泊旅では不要です。

↑ 結局使わなかったポリタンク、”畳めるモノ”を含んで多種多様にある  出典:Amazon.co.jp

くつろぎAV家電系

⚫︎ダイネット側TV

筆者所持品:ソリオCabin II mini WISH標準ルーフフリップダウン15インチTVモニター

これは非常に便利でした。

ニュースやローカル天気予報を毎日見ていました。

ただし、かなり電気を消費します。

▶️結論
快適性は大幅向上。あるととても便利です。

常設のテレビでなくても、お手持ちのタブレット(iPadなど)を使用してダイネット側でコンテンツを楽しむことができます。(参照:タブレットでTV放送を視聴する4つの方法
ただし電装強化はほぼ必須です。現在筆者のソリオに搭載しているポータブルバッテリーは容量500Wh強のエコフローですが、買い替え時には800Wh程度にグレードアップしようと考えています。

↑ ソリオ Cabin II Mini WISH 標準搭載のリアテレビ 車中泊の夜はずいぶん使いました。

⚫︎Bluetoothスピーカー

筆者所持品:サンワダイレクト PCスピーカー アンプ内蔵400-SP091

↑ Bluetoothスピーカーはリアのシートベルトで半固定  この程度でも暴れたり倒れたりはしない

これは旅実行中、毎日使用しました。

ほとんど電気を食わず、車内生活の満足度をかなり上げてくれました。

▶️結論
いろいろな製品が販売されています。コスパが非常に高くお勧めです。

↑ アンプ内蔵のBluetoothスピーカーもさまざま  数千円のものでも音は意外といい  出典:Amazon.co.jp

車内整理・衛生系

⚫︎ハンディクリーナー

筆者所持品:シャーク製ハンディクリーナー(型落ち新品:約¥10,000)

使用頻度は極めて高かったです。

車内を綺麗に保つと、旅の気分が本当に変わります。

▶️結論
掃除機は車中泊旅の満足度を大きく左右する必需品です。強くお勧めします。

↑ 今のところ、コンパクトで強力な車内掃除機は、”シャーク”一択でしょう!(個人の感想です)

⚫︎ルーフネット

筆者所持品:ラゲッジネット(60×80cm)(¥2,480)

シェードの収納などで大活躍。

車内整理能力がかなり上がりました。

▶️結論
安価ですが効果絶大。

↑ 最近はルーフネット収納もいろいろ  出展:Amazon.co.jp

⚫︎S字フック・洗濯ばさみ

地味ですが非常に役立ちました。

▶️結論
百均で十分。
必ず持っていくべき小物です。

↑ 車内の小物入れには、S字フックと洗濯バサミは常にある

⚫︎男性用尿器

筆者所持品:「ピップ コ・ボレーヌ」男性用尿器(¥1,680)

使用するのは、『逃げ場の無い渋滞高速道路の緊急時』だけかと思いきや・・・、

正直、車中泊時にかなり役立ちました。

特に、

・雨
・寒い夜
・深夜
・眠い時

には、本当に助かりました。

▶️結論
特に中高年男性にはおすすめです。

⚫︎虫除け機器

筆者所持品:アースノーマット × コールマン タイアップ製品(¥873(本体のみ))

ほとんど使いませんでした。

ただしこれは、筆者の旅スタイルによる部分が大きいと思います。

▶️結論
キャンプ寄りの車中泊旅なら必須だと思います。

通信・情報

⚫︎移動WiFi

筆者所持品:カシモWi-Max 携帯用Wi-Fiルーター(月額¥4,380)

旅でもっとも重要だった装備の一つです。

音楽、地図、天気、動画、フェリー時刻表…。

現代の旅は、ネット接続前提で成り立っていると感じました。

▶️結論
WiFi環境は現代車中泊旅の最重要装備の一つです。結局要ることになります。

↑ ”プリペイド”とか”使い放題”とか色々あるが、筆者は結局”サブスク”の一番左のヤツを使用中

⚫︎ガイドブック類

筆者所持品:

・ドライブお遍路用ガイドブック  ¥1,980

・カーネル編集「車中泊スポットガイド1000」 ¥2,420(現在は2025年度改訂版)

など・・・

これらは意外なほど便利でした。

紙媒体は、「パッと見られる」のが強いです。

▶️結論
持ってれば何かと役に立つ。スマホ時代でも、紙の情報は強いです。

↑ 何かと参照したガイドブック

⚫︎ティッシュなどの消耗品 と 耳栓

特にウェットティッシュは、運転席付近とダイネット側の両方に(常に手の届くところに幾つか)あると便利。

そのほか、ボディ拭きやドライシャンプーなどもあれば便利な時が必ずあります。

それと・・・、最近は”イヤープラグ”とか呼ばれている耳栓。これもいろんなタイプのものが出ていますが、なんでもいいので何セットか持って行くと、どこかで役に立ちますよ。

▶️結論

各種ティッシュ系の消耗品、耳栓、アイマスク、などは、無いととても困る時があります。用意しておきましょう。ウェットティイッシュは幾つか用意して点在させておくと、すぐ使えて便利です。さらに・・、身体拭きペーパータオルやドライシャンプーなども持っていれば便利です。

↑ 洗顔具一式の中に加えたいボディ拭きとドライシャンプー  そして重宝する耳栓一式

本当に必要だったモノとは?

2年間・約4,700kmの車中泊旅を通じて感じたのは、

「高価なキャンピング装備」よりも、

・快適に眠れること
・少量の電気で使えること
・通信できること
・車内を清潔に保てること

の方が、遥かに重要だったということでした。

そしてソリオのようなコンパクトカーでも、装備と工夫次第で十分に長距離長期間車中泊旅は可能でした。

筆者自身、還暦を過ぎ、腰痛もあり、決してタフな人間ではありません。

それでもここまで旅を楽しめたのは、「無理をしない装備品選び」をしたからだと思っています。

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