5話 クルマ探し -ビルドアップ vs 出来合い-

グーネットとカーセンサー 車中泊クルマ探し

クルマ探し編5  5話は「その人のニーズによって車の探し方は違ってくる!」というお話しです。新車をビルド?それとも中古?|自分に合ったキャンピングカー選びとは・・・


この記事で分かること

  • 車の装備に求める条件の見直し
  • 新車 vs 中古の現実的な判断基準
  • リッターカーキャンパーという選択肢

自分にとって本当に必要な装備とは?

見直した「マイニーズ」

数日間じっくりと次の疑問を考え直しました。:

  • 新車である必要が本当にあるのか?
  • 高額なポップアップルーフやキッチン設備は要るのか?
  • FFヒーターや電装さえ整っていれば十分なのでは?

そして結果として以下のような結論に至りました:

「一人旅なら、最低限快適に寝ることができて、静かに過ごせればそれで十分」

いろいろ削ぎ落とした結果、これが私なりの“車中泊旅に求めること”でした。

オートワンさんに再相談

あらためてこの結論をもとに、11月に訪問した「オートワン」さんに改めて相談。

  • 通常ルーフ + 水回り(タンクやシンク)は不要
  • AC電装 + FFヒーター

という“簡易版・給電くん”のような構成が可能か?と尋ねたところ、

対応は可能とのことでした。

ただし:

「簡易構成であっても、納期は全オーダーと同じ扱いになります」

納車まで1年〜1年半待ちは変わらず、とのこと。

これは非常に誠実な対応だと感じましたし、他ビルダーでも似たような状況と想像できます。


中古市場という選択肢へシフト

新車を断念し、中古へ視点を移す

ここから「すでに車中泊仕様になっている中古車」をターゲットに、

  • グーネット
  • カーセンサー
  • キャンピングカー専門業者のWebサイト

などで検索を開始。

見えてきた市場の現実

  • 軽キャンパーの中古はほとんど出回っていない
  • あっても走行距離10万km超の古い車ばかり

一方で、非キャンピング仕様の軽ワゴンは比較的豊富。つまり:

良品(特にキャンピング仕様などの希少性のあるもの)はWeb掲載前に取引されてしまっている可能性大!

また、少し程度が良い軽ワゴンがWebに掲載されても、数日で消える状況でした。

🚗 軽自動車の国内登録台数:約3,000万台 → 全体の約4割!

まさに“軽自動車という巨大マーケット”に初めて足を踏み入れた感覚でした。


狙い目はリッターカーミニバン?

選択肢を広げて視界が開けた

軽の過熱市場に圧倒され、発想を転換。

「リッターカーの小型キャンパーなら、穴場では?」

軽よりも少し大きく、ハイエースより小さい:

  • リッターカーベースのミニバンキャンパーであれば、取り回しは軽に劣らず楽なはず。
  • 中古の在庫期間も軽よりは若干ゆっくりになるはず。

この“中間サイズ”への発想転換が、結果的に正解となります。

軽ではないことのデメリット・メリット

❌ デメリット

  • 車庫証明が必要
  • 諸費用・税金・保険が軽より割高

✅ メリット

  • 高速安定性・登坂力・加速性能の向上
  • 同じ車種でも、ハイブリッドなど選択可能なバリエーションが豊富

次回予告

次回は、私が最終的に検討対象とした 「SUZUKI ソリオ(リッターカーベースキャンパー)」について詳しくご紹介します!

→ 次回は、6話 SUZUKI ソリオ へ続く・・・

サイト内別カテゴリーへのリンク

本記事(5話)は「車中泊クルマ探し」カテゴリーに属しています。他カテゴリーをご覧になりたい方は、以下をご参照ください。

・「車中泊クルマ探し」カテゴリー最初の記事 →

  >1話 クルマ探し開始

・「車中泊旅準備」カテゴリーはここから →

  >13話 クルマ旅準備 -旅への準備開始-

・「車中泊旅記録」カテゴリーは以下から →

  >16話 クルマ遍路旅 -東名高速 西へ(実行初日)- 第一回区切り打ち遍路旅開始記事)

  >30話 クルマ遍路旅 -高知市〜土佐市- 第二回区切り打ち遍路旅開始記事 )

  >37話 クルマ遍路旅 -第三回区切り打ち開始- 第三回区切り打ち遍路旅開始記事)

・「車中泊旅レビュー」カテゴリーは →

  >29話 クルマ遍路旅 -一回目のレビュー-第一回区切り打ち遍路旅のレビュー

  >36話 クルマ遍路旅 -第一回第二回のまとめレビュー- 一回目二回目遍路旅のまとめレビュー

コメント

タイトルとURLをコピーしました